
ラグビー 活動停止中のレッドドルフィンズ 社会奉仕で活動再開
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合宿先の飲食店でセクハラなどの不祥事があったとして、無期限で活動を停止しているラグビー、リーグワンの日野レッドドルフィンズは、チームのガバナンスを強化したうえで、来月以降、ボランティア活動などから活動を再開していくと発表しました。
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リーグワンの2部にあたるディビジョン2に所属するレッドドルフィンズは去年10月、合宿先の大分県別府市の飲食店で、一部の選手やスタッフが酒に酔ってグラスなどを壊したり、店員にセクハラをしたりしたことが先月明らかになり、活動を無期限で停止しています。日本ラグビー協会は今月、レッドドルフィンズをけん責の処分とし、チームは今シーズンの残りの試合をすべて辞退していて、来シーズンのディビジョン3への降格が決まっています。今後の活動についてレッドドルフィンズは31日、方針を発表し、チームのガバナンス強化と選手やスタッフの意識改革を進めたうえで、来月以降ボランティア活動などからチームの活動を再開していくことを明らかにしました。また、今回の不祥事を理由とした選手の契約解除などはないとしています。レッドドルフィンズの志賀得一部長は「再発防止策を確実に実行することで、選手やスタッフの意識改革を含めた組織の課題に対応していく」とコメントしています。